不動産査定で見るべきは価格だけじゃない!足立区で売却査定を依頼する方法を解説

不動産を売却しようと考えたとき、まず気になるのは「いくらで不動産が売れるのか」ということではないでしょうか。

あなたの不動産がいくらで売却できるかを知るためには、不動産の価値を査定する必要があります。

しかし一口に不動産査定といってもいくつもの種類があり、どの方法を使えば適切な査定額が出るのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は足立区で不動産査定する際の流れからポイントや注意点を解説していきます。

知らないだけで数百万円もの金額を損する可能性があるので、足立区で不動産売却を検討している方は参考にしてくださいね。

目次

不動産の査定=契約ではない

不動産の売却を考えた時にまず行うのが不動産査定。

しかし査定の依頼をしたことがない人は、査定依頼=契約と考えてしまう方も多いのではないでしょうか。

査定価格を見た上でどの不動産会社に依頼するか決めるため、査定依頼=契約ではありません。

また、査定価格は不動産会社によって異なるため、1社だけの査定額を鵜呑みにしてしまうと損する可能性があるんですね。

そのため、査定依頼は1社に限らず、3社以上の不動産会社に依頼するようにしましょう。

複数社に査定依頼することで、あなたの理想にあった不動産会社を見つけることができますよ。

また、多少値は下がっても急いで売りたい・必ず売りたい方は、買取専門業者や買取保証のある会社に依頼するといいでしょう。

不動産査定の種類

「不動産の査定方法ってどの方法がベストなの?」

と疑問に思っている方も多いでしょう。

そこでここでは不動産査定の種類からそれぞれのメリットデメリットを解説していきます。

今回解説するのは以下の3種類の査定方法です。

  • AI査定
  • 机上査定
  • 訪問査定

どの方法がベストであるかは、あなたの目的によって変わってきてしまうのでご自身の状況と照らし合わせながら参考にしてください。

AI査定

AI査定とは、AIなどのプログラミングによって瞬時に不動産の査定ができるインターネット上の無料サービスのことを指します。

AIに保存された過去の膨大な類似物件の取引データとの照合や比較計算によって、短時間で不動産価格を算出する仕組みになっているんですね。

人力では時間のかかってしまう情報の処理を瞬時に行うので、知りたい情報を提供してくれるまでの時間がかからないことが最大のメリットです。

しかしAI査定は情報蓄積が多くなるほど査定精度が向上していく反面、情報量が少ない場合はAIが十分に学習できず、精度が低くなってしまいます。

そのため、物件データの多い分譲マンションの査定には向いていますが、道路の位置や物件の向いている方角で査定額が変動する一戸建ての不動産には不向きとなっているんですね。

机上査定

机上査定は簡易査定とも呼ばれ、物件の情報を元に簡易的に査定額を概算する査定方法です。

不動産会社に出向くことなく、物件の情報を提出するだけで算出できるため、手軽さが最大のメリットとなっています。

Web上から査定できるため、深夜や早朝など時間を気にすることなく、好きな時間に査定ができるんですね。

しかしながら訪問査定と比べると、査定価格の正確さに欠けるという点がデメリットです。

机上査定の査定額は取引事例などを参考に算出しているため、あくまで参考価格となってしまうんですね。

そのため、ご自身の不動産価値を参考程度に知りたい時に利用するといいでしょう。

訪問査定

訪問査定は、不動産会社が実際に物件を見て査定する方法です。

実際にプロの目で見て査定してもらえるので、机上査定よりも詳細に査定することができるのでより正確な査定額を算出することができます。

正確な査定額を算出してもらえることが訪問査定のメリットです。

実際に見て査定額を算出するので、売却価格に近い正確な査定額を知ることができます。

また担当者に直接会っての査定となるので、不動産会社の良し悪しを判断できるんですね。

しかしながら訪問査定は時間と手間がかかってしまいます。不動産会社と打ち合わせを行い、当日は立ち会う必要があるんですね。

また、査定結果が出るまでに1週間程度の日数が必要となってきます。

価格以外にも比較すべきポイント

査定額が高いからという理由だけで不動産会社を決めることはおすすめできません。

なぜなら、あくまで査定額は査定段階での参考価格であり、売却が確約された金額ではないからです。

ここでは、価格以外にどのような基準で不動産会社を決めればいいのか解説していきます。

あなたの不動産価値を十分に引き出してくれる不動産会社を選んでいきましょう。

価格以外にも比較すべきポイントは以下の3つです。

  • 不動産会社・担当者の対応を比べる
  • 査定価格と価格の根拠を比べる
  • インスペクション対応している会社かどうか?

それぞれ一つずつ解説していきます。

不動産会社・担当者の対応を比べる

不動産会社や担当者の対応は不動産会社を選んでいく上で重視したいポイントです。

不動産売却をするとなると半年近く不動産会社の営業担当者と様々なやり取りを行うことになります。

不動産の特徴や売主の事情を考慮したオリジナルの売却戦略が必要となるので、不動産ごとに売却戦略を立案するためには売主からヒアリングができなければならないんですね。

売却理由は何か、すぐに売却したいのか、希望金額の価格帯はいくらなのかなど、あなたの細かい要望までしっかり確認してくれるかどうか見極めましょう。

人生に何回も経験することではないため疑問点などが相性の悪い担当者であると相談することができず売却活動がうまく進まないことがあるので注意が必要です。

査定価格と価格の根拠を比べる

売却額を査定してもらった際に見るべきポイントは、価格の高さではなく価格の根拠です。

なぜなら相場よりも高い値段で売りに出した場合、買い手がつかず2年〜3年経っても売却できない可能性があるからです。

買い手がなかなかつかない不動産は、売却額を査定額より大幅に値下げしなければならなくなってしまうんですね。

そのため、なぜこの価格になっているのか、細かく担当者に聞く必要があります。

もし納得できない返答が返ってきたり、対応が丁寧でなかった場合はその不動産会社を選ぶことはおすすめできません。

インスペクション対応している会社かどうか?

インスペクションとは建築士の資格をもつ専門の検査員が販売前に『住宅の現状検査を行うこと』を指します。

実は中古住宅購入者のほとんどは、建物の安全性に不安を感じています。

そのため、インスペクション対応をしているかどうかは購入者が物件を購入するかどうかを決めるポイントとなるんですね。

第三者的な目線で住宅の安全性を証明してもらえるからこそ、購入者が安心して不動産を購入できる要素のひとつとなります。

また、インスペクションについては以下の記事で詳細まで解説しているので参考にしてください。

不動産査定から売却までの流れ

ここまで不動産を査定してもらうポイントを解説してきました。査定をすること自体はあくまで不動産売却の入り口に過ぎません。

そこで査定から売却までの具体的な流れを解説していきます。

売却までの流れは以下の8つです。

  • 相場を調べる
  • 査定を依頼する
  • 媒介契約を結ぶ
  • 売却の戦略を立てる
  • 販促活動をする
  • 条件交渉する
  • 売買契約を結ぶ
  • 決済・引き渡し
  • 確定申告をする

上記のような流れで不動産売却をしていきます。

全体の流れを掴めむことで不動産売却のイメージがつき、各工程ごとに対策ができるのでまずは流れを把握しておきましょう。

また不動産売却の基本の流れや具体的にいつ・何をすれば良いのか知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

まとめ

今回、足立区で不動産査定する際の流れからポイントや注意点を解説していきました。

不動産の査定を依頼する段階ではまだ契約を結んだわけではないので、複数社に依頼しあなたの目的にあった不動産会社を探してみましょう。

価格以上に査定で見るべきポイントは、

  • 不動産会社・担当者の対応を比べる
  • 査定価格と価格の根拠を比べる
  • インスペクション対応している会社かどうか

上記のように担当者との相性も確認しながら依頼していきましょう。

この記事があなたの不動産売却の一助となれば幸いです。

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