東京都の北東部に位置する足立区。このエリアの一戸建ての売却を考えている方に向けて、売却相場から少しでも高額で売却するコツを解説していきます。
知っているか知らないかで数百万円もの差が生まれてしまう不動産の売却で後悔のない選択をしていきましょう。
今回の記事では以下のような悩みがスッキリ解決します。
- 足立区で一戸建てってどのくらいで売れるの?
- なるべく高く一戸建てを売却するためにはどうすればいいの?
- 一戸建てを売却する上で損しないためには?
また、足立区でおすすめできる不動産会社も紹介していくのでぜひ参考にしてくださいね。
足立区の一戸建て売却相場は?
まずは、足立区の一戸建ての売却相場をチェックしていきましょう。
少し前まで、足立区といったら治安が悪いといったネガティブなイメージがありました。
しかし近年、足立区の中古一戸建ての売却価格は、2015年以降上昇を続けており比較的高い水準を保っています。
さらに2021 年の東京都足立区における土地の価格相場は坪単価 111 万円/坪 と、土地相場は1年前に比べて+2.2 %と、今もなお着実に上昇しているんですね。
足立区で一戸建てを少しでも高く売るコツ
「できるならなるべく高額で売却したい」
と思っている方は少なくないはず。
ここでは足立区で一戸建てをなるべく高額で売却するコツを解説していきます。
少しでも高額で売却するコツは以下の3つです。
- 余裕を持った期間設定
- 建物検査を行い安全性をアピール
- 販売戦略の根拠がある会社に依頼
それぞれ解説していきます。
余裕を持った期間設定
不動産の売却では、売却まで半年以上を要することがほとんどです。
売却までの期限を近くに設定してしまうと、近ければ近いだけ無理に売却を進めることになり、本来の価格よりも低い設定で売り出さなければならなくなってきます。
不動産会社もあなたの要望に答えようと動くので、売却完了までの期間に余裕がない場合、本来よりも安い価格で売らなければならなくなってしまうんですね。
できる限り、余裕を持った期間設定にすることで希望通りの金額で売却ができるようになります。
建物検査を行い安全性をアピール
より高額で一戸建てを売却しようとした時に1番重要なのは、購入者の立場に立って考えるということです。
中古不動産の購入者のほとんどの方が悩んでいることは、『不動産の安全性』なんですね。
そのため、あなたの不動産の安全性を証明する必要があります。
そんな時はインスペクションという専門の建築士による建物の検査を行うことで、不動産の安全性が証明でき、比較的高額で取引されることになります。
また、インスペクションを行うことで、売却後のトラブル防止にもなるので参考にしてくださいね。
販売戦略の根拠がある会社に依頼
査定額が高いからといって不動産会社を決めるのではなく、査定額に対してどのような戦略を持っているのか確認しましょう。
一人一人の目的や不動産の特性によって販売方法は変わってきます。
そのため、販売戦略が緻密に設計されている会社は、査定額よりも高い金額で販売することができる可能性があるんですね。
査定額が提示されたら根拠まで聞けるようにしていきましょう。
足立区で一戸建ての売却で損をしないための3つの注意点
数多くある不動産会社の中には、自社の利益だけを考えている会社もあります。
そういった不動産会社に仲介を依頼してしまうと、本来の相場よりも安く売却しなければならなくなったりとあなたが損する可能性が高いんですね。
そこでここでは、足立区で一戸建ての売却で損をしないための3つの注意点を解説していきます。
高すぎる査定には注意
上記でも解説しているように査定額が高いからといった理由だけで不動産会社を決めるのは避けましょう。
なぜなら、査定額はあくまで販売を開始する参考価格なので、実際の売却価格と乖離があることがあるからです。
査定額を高く設定することで「高額で売却したい!」と言った売主の心理をつくことで、他の会社と差別化を図り、顧客を獲得しているんですね。
そのため、あまりにも査定額が高くい場合は、まずはなぜその査定額になったのか根拠を聞くことを習慣化しましょう。
複数の業者を比較する
また、査定を依頼する段階で、会社を1社に絞ってしまうと比較対象がないため、あなたの目的にあっている会社を選ぶことができなくなります。
会社によって担当者の対応や査定額なども変わってくるので、最低でも3社以上に同時に査定依頼すると比較検討ができるので会社を選びやすくなりますよ。
また複数社に査定を依頼できたら査定額だけでなく、担当者の対応や、メール・電話での連絡などで選ぶといいでしょう。
売却時の査定について少しでも不安のある方は以下の記事を参考にしてくださいね。
最初は1社と専任媒介契約を結ぶ
一戸建ての家の売却にあたっての仲介業者との媒介契約には、大きく分けて、以下の二つがあります。
- 専任媒介契約
- 一般媒介契約
専任媒介契約が一社のみへの売却依頼であるのに対し、一般媒介契約では複数社に同時に売却依頼ができるという点が大きな違いです。
一般媒介契約は、売主が複数社同時に買主を探すといった形を取るので、業者にとっては労力をかけたけど無駄になるというリスクがつきものとなります。
反面、その会社と専属の契約を結ぶので専任媒介契約は、業者にとってそのリスクがないことから、なんとか契約期間内に自社で売り切ろうと優先的に動いてもらいやすいのです。
足立区でインスペクション対応の会社3選
結論、足立区で不動産を売却するのであればインスペクション対応の不動産買取会社を選択していきましょう。
最後に足立区に対応している会社の中で特にインスペクションに力を入れているのは以下の3社です。
- ドリームオン不動産
- 住友不動産販売
- POLUS
1社ずつ解説していきます。
ドリームオン不動産
東京都・埼玉県を拠点としている地域密着型の不動産会社『ドリームオン不動産』。
何と言ってもインスペクションを無料で行ってくれるのが最大の魅力です。
売主・買主と真摯に向き合う姿勢があるからこそ実現したサービスなんですね。
また、後に紹介する2社と比較すると規模は大きくはありませんが、お客様一人一人にあった戦略を立ててくれるのが魅力の一つです。
会社名 | ドリームオン不動産 | 会社住所 | 東京都足立区北千住仲町15-1 1F(北千住店) | 電話番号 | 0800-919-6699(北千住店) |
住友不動産販売
全国265店舗にも及ぶネットワークで広い販路を確保している不動産会社『住友不動産販売』。
インスペクションに力を入れている会社であるので、契約完了後に対応してくれるんですね。
何よりも最大の武器は、そのブランド力と認知度。幅広い販路であなたの不動産を早期に高値で売却することができます。
会社名 | 住友不動産販売株式会社 | 会社住所 | 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 | 電話番号 | 0120-566-742(売却専用フリーダイヤル) |
POLUS
埼玉県を拠点に地域密着の販売力と大きな会社規模の不動産会社『POLUS』。
上記の住友不動産販売と同様で、インスペクションは契約終了後に対応可能です。
POLUSでは、自社で不動産を買い取るサービスも行っているので、売却できないリスクはないんですね。
会社名 | 株式会社中央住宅 | 会社住所 | 埼玉県越谷市南越谷1-21-2 | 電話番号 | 0120-566-742(売却専用フリーダイヤル) |
まとめ
足立区で一戸建ての売却を考えている方に向けて、売却相場から少しでも高額で売却するコツを解説してきました。
少しでも高額で売却するコツは以下の3つです。
- 余裕を持った期間設定
- 建物検査を行い安全性をアピール
- 販売戦略の根拠がある会社に依頼
上記のようにできることからはじめてみてくださいね。
この記事があなたの不動産売却の一助となれば幸いです。